2013年5月30日木曜日

蛍光検出 --- デバイス編

光関係では「微弱な光を検出する。」、「蛍光を捉える。」という
テーマがあります。
浜ホト製PMT、I-Vアンプ
幸いにも日本にはノーベル賞を支えていると言っても過言ではない浜松ホトニクスという光デバイスメーカがあります。これは光関係者にとっては強力なインフラと言っても良いくらいにありがたい存在です。

日亜製LED(365nm、400mW)を使用した励起光源
次に蛍光検出の為には励起光が必要ですが、可視域で
あればあらゆる発光デバイスが入手できます。
しかし、励起用途ではスペクトルの広がりは慎重に検討しなければなりません。
紫外領域であればなんといっても青色LEDで有名に
なった日亜化学の製品が安心です。(スペクトルは
確認しなければなりませんが。)

更にLEDでは細かなリクエストに応じて頂ける株式会社エピテックスも貴重な存在です。

今や国産CPUは影を潜め、機能ICも元気のない日本ですが、私達のような用途で使用する光関連デバイスは良い物があり恵まれています。しかし、O/E、E/O部分以外はMADE IN JAPANの文字がないのはさびしい限りです。

0 件のコメント: